スノーボード

FREERIDE APPI(FWQ APPI1)で2位┃FWQシリーズ今季2回目の表彰台に立つ

今季3戦目のFREERIDE APPI(FWQ1 APPI)に出場しました。アライの大会が同じ週の2月28日にあったので日程的には過密気味。しかも白馬から安比高原(岩手県)が9時間くらいの移動距離だったので、出場するか迷いましたが「今、勝負しておかないと後悔する」と思い、意を決して行ってきました。なんだかんだこういうのって動かなかった時の後悔の方が絶対大きいので、出来る経験は”今”するってことは常に大事。

安比のコンディションとコース概要

コンディション

大会コースは2日前くらいからクローズされていたみたいですが、その間の降雪は僅か10cm程度。その前もほとんど降っていなかったので、コブ斜面にうっすら雪が乗っているという厳しめのコンディションでした。エアを入れられそうな場所も限られていて、不整地斜面とツリーランエリアを組み合わせていかに斜面全体を使えるかが試されていたように感じました。

天気は晴れ時々曇り、昼から降雪予報
ほとんどコブ斜面?てきな大会バーン

コース概要

安比高原の第2ザイラーAコースを採用。ジャッジエリアが真ん中にあって、そこからフィニッシュゲートまで距離がありました。図で見て左のオープンバーンで攻めるか、右のツリーを使うのか、エアはどこで入れるのか。そうやって攻め方を考えますが毎回迷いますね。笑

Photo by YumaHamayoshi

当日の様子

8:00-9:00 フェイスチェック

降ったら楽しいコースなはず!降ったら!!

今回のフェイスチェックは大会斜面に入ってOKだった

9:30 競技スタート

Photo by YumaHamayoshi

午後から降雪予報で視界が悪くなりそうだったので、急ぎ気味で大会は進みました。(結果的に正しい判断でした)

10:30 241の出番

いつもより早く順番が回ってきましたが、この斜面状態だと何も美味しくない!笑

12:00 安比高原を楽しむ

せっかく来たのでフリーランも楽しみました。

レイバック

13:30 セーフティーセミナー

自分はアライに続き、2回目のセーフティーセミナー。なんと今回は埋没体験(雪に埋まってみる体験)が出来るとのことだったので、埋まってみました。実際、埋まってみるとマジで動けないし、閉所すぎて怖いし、「あ、これ普通に死ぬわ」っていうのを体感。ほんとに体が一ミリも動かなかったですね。

容赦なくプローブでぶっ刺してくる子どもたちが好きです(Photo by YumaHamayoshi)
ビーコンも2回目で手際よく見つけられるようになってきた(Photo by YumaHamayoshi)

15:30 結果発表

なんと2位でした!舞子に続き、今季2回目の表彰台!

毎回リザルト送られてくる時が1番緊張します。

今季2回目の表彰台
表彰式は大雪でした(Photo by YumaHamayoshi)
FWQ APPI公式リザルト

大会を振り返って

序盤でミスしたものの持ち直す

エントリーゲート通過直後、コブ斜面でいきなり乱されターンのつなぎを失敗しました。逆にこれで開き直ることができて「当てられるジャンプ全部当てて、残パウ拾っていこう」というマインドに。かなりのびのび滑ってたと思います。はじめのミスが致命的かどうかと言われれば、コケてなかったので他のライダーの滑り次第では生き残りの可能性を残していました。後続の滑りは全く見てなかったのですが、コースコンディションが厳しかったのもあり点数が伸び悩んだようで、食らいつく形で2位になりました。100点の滑りは出来なくても、どんな状況でも70-80点くらいで滑って降りられる粘り強さを見せるのはフリーライドで大事な要素かもしれません。なぜかって1人1本しかないですから。何が起きるかわかりません。

今季のフリーライドシリーズ振り返り

1月の舞子からスタートしてアライ、安比と続き3戦を終えました。舞子2位、アライ12位、安比2位で、平均順位5.5位くらいなのはシンプルによくやったと思ってます。はじめてのフリーライド参戦でしたが、「今までスノーボードに費やしてきた時間は1つも無駄になってなかったんだな」と思うことができたのは大きかったし、スノーボードが好きな気持ちが報われた気がしました。こんな素晴らしい大会を何年も続けてくださってるFWTクルーの方々には本当に感謝です。最後の白馬もよろしくおねがいします!

  • この記事を書いた人

Takahiro241

年間滑走100日の横乗りLOVER。スノーボード歴15年、サーフィン歴3年、スケボー歴8年。ランニング、サッカー観戦、カメラなど趣味が多いです。

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