1月29日(土)に舞子スノーリゾートで開催されたフリーライドの大会、2022 TOYO TIRES FREERIDE MAIKO FWQ1*/FJT1*に出場してきました。先に結果を言うと2位になることができました。周りには「はじめてのフリーライドの大会だから」と若干保険をかけつつ、自分の頭では表彰台に立っているイメージをしていたので実現して嬉しかったです。
せっかくなので自分の結果だけじゃなくて大会自体がどんな雰囲気だったかをレポートしたいと思います。
受付から開会式まで
情報伝達は基本的にオンラインで行われ、開会式も密にならないような配慮が見られました。全てにおいてとてもスムーズでした。リフト券はビブスがその代わりに。
天気とゲレンデコンディション
湯沢エリアは+20cmくらいの予想外の積雪
当初、あまり雪は降らないだろうと予想していましたが現地に到着してみると重めの雪が20-30cmくらい積もっていました。カリカリのガタガタ斜面を滑る想定のイメージで練習してたので、メンタル的にはちょっと不安がありました。決め打ちのプランはあったものの実際に斜面を見ると、どういう作戦でいくのがいいのか分からなくなり、揺らぎました。
濃いガスでスタートは3時間後ろ倒しに
当初のスタートは9時半でしたが、ガスが濃すぎてライダーもジャッジも見えないため12時半に。個人的には深夜移動の寝不足で頭が大会モードに切り替わってなかったので助かりました。
12:30-競技開始
天気は朝のガスが一転、太陽が顔を見せました。
出走は48番目、14:00ごろ
結構後ろだったので、自分の順番までイメトレとコースを俯瞰的に見ることに徹しました。自分の順番が回ってくる頃には、明確にどういうプランで行くかは決まっていました。あとは緊張をどれだけ抑え込めるという感じでしたね。
正直スノーバンクよりも緊張しましたけど、スタートしたらあとは自信持ってやるだけだと思って攻めの姿勢でいきました。
表彰式
結果2位に
自信持って攻めた結果2位になることができました。スノーボードキャリアはもう12年越えてて、イベントとかで優勝は多少ありましたが、こういった権威ある大会のリザルトが唯一なかったのでめちゃくちゃ嬉しかったです。スノーボードから離れなくてよかったなと本気で思いましたし、30歳でこういう体験ができたのは、粘り強く続けてきたからだと思います。
10年越しのリベンジマッチ
実はこの大会で優勝した久保田空也くん、2012年にびわ湖バレイのイベントで1度戦ってるんですよ。空也くんは覚えてないと思うんですけど、当時大学生だった自分は小学生か中学生に負けたのでびっくりしました。というか明らかにその当時から滑りの質が違ったし、ビッグになるだろうなと思って、そしたらやっぱりVOLCOMのライダーになってて。その10年後にまた一緒に大会で滑る機会が訪れるなんて思ってなかったです。なのでエントリーリスト見た時は「これは10年前の借りを返す時が来たな」と思いました。
勝てるわけないと思いつつ、勝つ気でいましたよ?笑
そんなエモい戦いが10年経って、全く違う形で再現できるなんてスノーボードやっぱり最高じゃないですか。滋賀のびわ湖バレイのスロープイベントで滑ってた2人がフリーライドの大会で湯沢で共演できてめちゃくちゃ嬉しかったです。空也くんにまでこの記事が届いたら嬉しいですね。