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中古のビアンテをアウトドア仕様にカスタム┃後部座席を外して車中泊するスペースを作る

10年くらい乗っていたカローラフィールダーが最近廃車になり、様々な諸事情の中で検討した結果、中古でマツダのビアンテを購入しました。ビアンテとグーグルに入れてみれば、予測変換には「ダサい」等のネガティブなワードが散見されますが、買ったのだから、この車を愛したい。マツダの不人気ファミリーカーとか言われれますが、低予算でアウトドアで使いやすいようにDIYしていきたいと思います。参考になれば幸いです!

買ったビアンテのスペック

総額60万円、走行距離85,000km、8人乗り

調べてみると、室内幅はセレナやステップワゴンよりも広く、高さも同じ。中古市場の価格幅は50-150万円の間くらいでした。不人気なので、割と大きめのファミリーカーの中ではお得感はあります。シートアレンジも豊富で、3列目と2列目を目一杯下げると、自転車も余裕で乗るスペースができます。荷物がなければ最大8人まで乗れます。

状態がかなりよかった
3人でサーフィン、板5枚積んでも余裕

ビアンテの後部座席をフルフラットにしてアウトドア仕様に

ビアンテの後部座席は、フラットにすれば185cmくらいの人間でも余裕で足を伸ばして寝れるくらい広いです。フルフラットと謳っておりますが、少し段差が出来てしまうので完全なフラットにはなりません。段差を埋めるマット等を買えば簡単に解決しますが、それはかっこよくない。なので後部座席を外して、イレクターパイプでフラット面を作ることにしました。

後部座席を外して広大なスペースを手に入れる

①3列目シートを取り外す(後ろ部分)

3列目は太いボルトで前後合わせて、4点留めです。固いので、ボルトをなめて潰してしまわないように気をつけてください。まずは後ろから外していきます。

3列目シートの根本のカバーを外すとボルトがある
3列目シートの下部のカバーを外すと、ボルトが見える

このボルトを外すと後ろ部分は終わりです。

②3列目シートを取り外す(前部分)

続いて、3列目シートの前部分のボルトを外します。

3列目の前の部分のナット

前後合わせて4つのボルトを外すと、持ち上げるだけで簡単にシートが外れます。シートは20kgくらい余裕であり、ギリギリ1人でもいけますが、補助があるの方が楽でしょう。(このシートの保管場所に困るんだなあ)

3列目シートの取り外しは終わりです。

③2列目の運転席側のシートだけ外す

2列目のシートは1席ずつ分離しています。3人乗りが出来る状態を維持したかったので2列目は1席だけ外すことにしました。全シート外せばフルフラットにもできます。ここは好みです。

これで3列目を外したスペースと、2列目の運転席側が何もない状態になりました。ここにイレクターパイプを組んでフラットを作っていきたいと思います。

3列目シートと同じ要領で外します

④シートがあったレールは残ったまま

シートがあったレールは残ったままになります。これが壊れてしまうとシートを戻せなくなるので、取り扱いには注意をしましょう。

シートがあったレール

ビアンテの後部座席にイレクターパイプを組んで車中泊仕様に

イレクターパイプを組んでアウトドアで使いやすく

イレクターパイプをつかって、骨組みを作り、天板を置くことでフラット面を後部座席に作り出せます。これができれば荷物が乗せやすいですし、車中泊も簡単です。流行りのミニバンを車中泊仕様にするのもいいですが、安いファミリーカーで後部座席部分をアレンジするのも楽しいです。

上下段を使えることで積載量が大幅に上がった
3人乗りは維持したままに
天板もシートをはることでアウトドアっぽく

イレクターパイプを使った車中泊用の棚の作り方はコチラ

  • この記事を書いた人

Takahiro241

年間滑走100日の横乗りLOVER。スノーボード歴15年、サーフィン歴3年、スケボー歴8年。ランニング、サッカー観戦、カメラなど趣味が多いです。

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