白馬ではじめてのバックカントリーのガイドツアーに行ってきました。えんでかしを選んだ理由やガイドツアーの様子を書きましたので、バックカントリーに興味ある人は参考にしてもらえるといいかも。
なぜ数あるバックカントリーツアーの中からえんでかしを選んだのか
ズバリ、知り合いからの紹介です。前職で超リスペクトしていた先輩がえんでかし代表の長澤優作さんと同級生で、その人からツアーの評判の良さを聞いていました。なので、数年前からずっとえんでかしのツアーに参加したいと思っていてその念願が叶ったのです。
BCツアーはいろいろある
今回はACTIVITY JAPANというサイトから申し込みました。白馬・小谷村の括りでBCツアーを検索すると、数は多くないもののいくつかヒットします。サイト上の見た目だけではどのツアーにするかを決めるのは難しいと思いました。じゃあどうやって決めるねんってところで、最後はBC経験ある知り合いから話を聞いたりして、自分で決めるしかないんだろうなと思います。ちなみにACTIVITY JAPANに載っているツアー全てプロフェッショナルがやってて、どれ選んでも間違いないと思ってます。ただ最後決める時悩むなあって思ったってことです。えんでかしツアーについてはこのブログが参考になれば嬉しいです。
数々のガイドカンパニーがひしめく白馬エリアで、白馬産まれ白馬育ちの長澤探検隊、隊長、長澤優作がこの土地の風土、文化も含めてディープなアドベンチャーにあなたを誘います。
えんでかしツアー(https://endekashi.tumblr.com/)
申し込んだのは「たいてのこらせツアー」
えんでかしではざっくり2つのツアーがあってその中の「中・上級者向けのツアー」に申し込みました。参加者の中には初BCのメンバーもいましたが、体力、技術的には問題ないだろうということで滑りごたえ、登りごたえがある方を選ばせてもらいました。
えんでかしツアーの全行程を紹介
ガイドツアーに申し込む時に1番気になるのはツアーの様子のはず。はじまりから終わりまで写真に収めてきましたよ。
8:00 八方尾根スキー場に集合
ますは装備の確認からスタート。はじめて組はここでビーコンの付け方やらリュックの使い方を学びます。なんとなく初々しさを感じます。
9:00 八方尾根の山頂からBCへ
少し天気が不安なところがあったのですが、行ってみると我々は雲の上。南岸低気圧が運んできた雪でしたが気温がそこまで上がらず重くなかったので雪質は良かったです。完全にリセットパウダーとまではいきませんでしたがパウダーを楽しむには充分な量でした。
9:30 無名沢を目指して登る
無名沢を目指してみんなで歩きます。八方尾根スキー場山頂から2時間から2時間半くらいだったかな。そこそこ登りごたえはありました。
11:30 無名沢に到着
2時間くらい登っていい感じに体も温まりました。ここからはお楽しみのライディングタイムです。今回もカメラを持っていってたので撮り手に回りました。
自分がカメラポイントを決めて撮影。みんないいライディングするしいい顔してました。
12:00 ガラガラ沢を滑る
無名沢をトラバースしてガラガラ沢へ。ここに出てくると思ってなかったので勉強になりました。
12:30 ガラガラ沢を登り返す
もう終わりかと思っていたら登り返して別の斜面へ向かうことに。個人的にはボーナスライディング的な感じでテンションが上りましたが、この登り返しが結構キツくてみんなお疲れの様子。でもカメラを向ければ笑顔でした。
14:00 最後の沢を落とす(名前がわからない)
えんでかしではケノザパークと呼ばれる地形宝庫。クラックが多くどこでも飛べるというわけではなかったですがお手軽な地形が結構あって楽しめました。陽の光が当たっている時に撮影したいですねえ。
15:00 終了
15時頃に全行程を終了。朝の8時から行動していたのでボリュームのある大満足のツアーでした。終始、隊長の優作さんが手持ちのカメラで写真を撮ってくださるのでツアーが終わった後、思い出に浸れます。
えんでかしのガイドツアーに参加してみて
良かったのは「その道のプロフェッショナルに連れてってもらえる安心感と満足感」だと思います。安心感という点は、テールガイド(後ろで見ててくれる人)がちゃんといて、スキーカット(雪崩のチェック)を行ってくれるところ。当たり前のことなのかもしれませんが、しっかり前後で連携も取れていて安心感がありました。
満足感という点は、その日の雪がベストな場所に連れて行ってもらえるところ。経験とか知見がここに全部詰まってるんだろうなと思います。終わり際に、「雪が降らなかったらどうするんですか?」と聞いてみると「それはそれで残ってるころを探し出して行く」と仰っていたので、難しいこと考えずとりあえず申し込めば、間違いなく最高な日になるんじゃないでしょうか。
実際、我々も1ヶ月前に予約して天気とか雪の状態は100%運でしたけど、こうやっていいところ連れてってもらって最高の体験ができてます。もう次いつにするかをイメージし始めてますねえ笑