スノーボード

ヤプリさん主催の「スキーヤー・スノーボーダーが求めるメディアづくりとは?」をまとめてみました┃SURF&SNOWさんが登壇

4月19日に開催された株式会社ヤプリが主催するオンラインセミナーを拝聴しました。議事録をざっくり取っていたのでみなさんに共有します。最後には感想も書いてみました。

引用:yappliオンラインセミナーページ

ヤプリのセミナーのアジェンダと内容

1.市場背景

・日本のスキー・スノーボードの人口は1993年の1860万人をピークに430万人まで減少

・コロナも影響しここ2-3年はより厳しいシーズンに


2.中国について

・中国のウィンタースポーツ人口は3000万人越えているとも言われている

・国家施策で3億人を目指している

・コロナの制限が解除されれば、日本の雪質を求めて多くの中国人が訪日することが予想される
→国内はシュリンクしてるがインバウンドが復帰すれば盛り返しそう


3.SURF&SNOWについて

概要

・年間ユニークユーザー600万人

・掲載施設数約600施設

・メインコンテンツは4つ(スキー場情報、リフト券購入、How To、レッスン予約)
→裾野を広げる方向で進めていきたい

・エントリーユーザー拡大の取り組みをしていきたい

ヤプリ導入経緯

・ぐるなびからインプレイに移ったタイミングで切り替えた

施策について

・位置情報を利用して上里サービスエリアでアプリ起動したら抽選できるみたいなコラボ(?)

・当日におすすめのゲレンデをプッシュ通知で勧める(意外と目的地決まってない人も多い)

オフシーズンの施策

・アウトドアに目が向いているので、あらためて夏のアウトドアをメディア化したい(5月以降)

・まずはコンテンツの拡充をしている

・ヤプリならシーズンとオフシーズンでガラッと見え方を変えられる(宣伝)

今後の展望・まとめ

・インバウンド向けリフト券販売の充実
→日本に来られる前にリフト券を買えるような仕組みの構築、取り組みは今季もやってたけど厳しい状況だった

質疑応答

・メディアの認知拡大のために行ってること
→SNSでの広告、アンバサダー、リアルイベントでのチラシ、動画での発信も検討中

・プレーヤー減少が課題ですが、初心者向けの具体的な取り組みや課題、今後の展望についてどんな感じですか?
→エントリー層にむけた発信がんばる。層によって違う情報が欲しいのでコンテンツの出し分け難しいな。

・ヤプリでアプリ作るメリットとデメリット
→メリットは割愛、デメリットはアプリはプラットフォームで提供してない機能を提供できないという部分、逆に言うとできるできないがはっきりしている

感想とまとめ

全体的な感想としては正直、期待していたセミナーとズレがあった印象でした。

「スキーヤー・スノーボーダーが求めるメディアづくりとは?」というタイトルだったので、メディアづくりに関する話が結構あるのかなと思いきや、その内容の話が少なくてちょっとがっかりしました。登壇する会社がSURF&SNOWさんだったので、我々が知り得ないようなデータ活用だったり、どういう視点でスノー業界を見て、どういう施策を考えているのかが知れるかもみたいな期待感がありました。実際、自分の周りのスノー関係者も結構参加していて注目度は高かったように思います。ヤプリさん主催のセミナーなので最終的には自社サービスの宣伝に着地するのは当たり前なのですが、ギャラリーとしては期待値とのややズレがあり、その点で満足度は低かったように思います。

とはいえこういうセミナーは興味があるので今後とも参加していきたいです。

  • この記事を書いた人

Takahiro241

年間滑走100日の横乗りLOVER。スノーボード歴15年、サーフィン歴3年、スケボー歴8年。ランニング、サッカー観戦、カメラなど趣味が多いです。

-スノーボード
-