日本のスノーシーンにおいてはまだまだ着用率は低いですが、海外ではヘルメットを付けてスキー・スノーボードをするのが一般的です。この記事に行き着いたということは恐らくヘルメットについてどうしようか考えていることでしょう。というわけで10年くらいスノーボードでのヘルメット着用の最適解を探している241がヘルメットの選び方とかぶり方を話したいと思います。自慢じゃないですが結構研究してきたので少々尖った記事になってます。
まず前提としてヘルメットを付ける・付けないの判断は皆様にお任せします。そして本記事ではヘルメットの個別の性能の話ではなくて『かっこよく被ること』を優先した話をします。
ヘルメットの選び方で最も大事なこと
とにかく最優先で意識すべきなのはヘルメットのサイズ選びです。
ヘルメットのサイズ感
一番大事なのはサイズ感です。初めてヘルメットを買う時「ヘルメットの中にビーニーやバラクラバを被ったりするから大きめを買った方がいい」とアドバイスされたことがある人がいるんじゃないでしょうか?
大は小を兼ねる的な発想で大きめのサイズを選ばされたりしがちなんですが、それは違います!
できるだけフィットしているものを選びましょう。なぜなら単刀直入に言うとデカイヘルメットはダサいのです。圧倒的にダサくなるのです。画像を御覧ください。画像は若かりし頃の241です。
この頃は大は小を兼ねる的な発想でデカ目のヘルメットを買ってたんですが、頭がデカくなりすぎてトータルバランスが悪くなってます。同じヘルメットでもなんかかっこよくない感じになるんですよ。
ヘルメットのジャストサイズとは
241が思うジャストサイズは『バラクラバか薄めのビーニーを被って、その上からヘルメットを付けてちょっとキツイくらい』です。まずサイズ選びは上記を意識してみてください。後に、なぜバラクラバとかビーニーを重ねるかの話もします。
下の画像はTSGというブランドのヘルメットのSサイズに変更した時の写真です。もうこれも5年前とかですが、さっき紹介した画像と比較してもらうと、かなり頭がスッキリしている印象に変わっていると思います。このバランスめちゃ大事なんですよね〜。
大事なことを振り返ります。
ヘルメットのサイズ感は『バラクラバか薄めのビーニーを被って、その上からヘルメットを付けてちょっとキツイくらい』です。迷ったらむしろ小さめ選ぶくらいでいいかと思います。そうしておくと、ヘルメットの中に何も重ねなかった場合でもジャストサイズでかぶれますからね。
ヘルメットのかっこいいかぶり方について
かっこいいの定義は皆さんの判断によるので、ここでは241的かっこいいで紹介させてください。
ヘルメットの下はバラクラバかビーニー、そしてゴーグル
スタイルの違いがいい感じに分かる画像を見つけました。下の画像の左が平野歩夢で、右がショーンホワイトです。平野歩夢はバラクラバの上にゴーグル、その上にヘルメットを装着しています。対してショーンホワイトはインナーは付けず、耳あて付きのヘルメットを直に被って上からゴーグルをしています。
かぶり方としてはどっちも正解です。あなたのかぶり方の好みはどっち?というだけであって、241は平野歩夢のかぶり方が好きなのでそっちを真似ています。
フリースタイラーは歩夢のかぶり方が過半数で今もこっちの方が多いとは思うんですが、実はここ数年はショーンのかぶり方(ヘルメットの上にゴーグル)派のフリースタイラーも増えてきていてどっちもかっこよくなってきています。むしろトレンドはヘルメットの上にゴーグル説もありますね。
昔のDEW TOURの時のダニーデービスはヘルメットの中の緩衝材を全部くり抜いてるんじゃないかというくらい頭にフィットしています(そう疑ってます笑)。
わたくしの写真は室内ゲレンデでビーニーの上にヘルメットの写真です。
ヘルメットに関するその他の話
その他にいろいろ考えた末、行き着いた見解を紹介します。
スケボー用のヘルメットもあり
スケボー用では耐衝撃が不十分で寒いみたいな話はあります。外傷を防ぐ観点からすると強度が落ちるという話はあるかもしれませんね。でもスケボー用は非常に軽いので頭が遠心力で振られにくく、コケ方によっては首への負担は軽減されたりすると思います。またメットの下にバラクラバつければ耐寒はカバーできますし、何よりシルエットがスッキリしてるので見た目的なところはよりアーバンライクなイメージになるでしょう。
ゴーグルとヘルメットのフィット感
今どきヘルメットの着用を想定してないゴーグルなんでほぼ出回ってないのでゴーグル選びはそんなに心配しなくてもいいと思います。ヘルメットの下にゴーグルを付けるのヘルメット非対応のゴーグルでも形関係なく付けられるようにしている意味もあったはずなので、大体大丈夫だと思います。ヘルメットの上からゴーグルを付けるとなるとある程度のフィッティングは考えたほうがいいですね。
一応ほとんどのゴーグルにヘルメット対応の記載があるはずなので事前にそこは見ておきましょう。
今使っているのはSANDBOXのヘルメット
SANDBOX
SANDBOXのICON ASIAN FITを使っています。173cmの筆者はM/Lサイズです。ただサイズに関してはSでもよかったなあと思っているのでジャストサイズでかぶりたい人は男子でも、わたしと同じくらいの体型ならSサイズをおすすめします。
昨シーズン通して使いましたが気に入ってます。サイズ大きめ選んじゃったんですけど、ヘルメットの内部構造が深めの作りになってるので頭でっかちにならない感じに見えます。
①自分がどんなスタイルでヘルメットをかぶりたいか検討する
→下にバラクラバとゴーグル付けるのか、ヘルメットの上からゴーグル付けるのか
②よさそうなヘルメットを探す
→筆者はAnon、GIRO、TSG、SANDBOXのヘルメットを使ったことがあります
③フィット感をちゃんと確かめる
→バラクラバか薄めのビーニーを被って、その上からヘルメットを付けてちょっとキツイくらい
これでヘルメット選びは大丈夫なはずです!良いシーズンを!