スノーボード

白馬と茅ヶ崎の2拠点生活を始めてみて1ヶ月┃雪山で仲間とリモートワーク

2022年1月18日

ちょうど今から1ヶ月前に白馬に家を借りてシェアハウスをスタートさせました。

雪山の近くに仲間内で家を借りて、みんなで仕事して、毎日朝イチは滑る。

スノーボーダーなら一度は夢見るような生活「やってみたい」と思う人も多いと思います。とはいえリアルな事情も気になるところ。住む前に気になっていたポイントとかそれが実際にどうだったかを書きます。そして最後らへんでは持論も展開しています。

雪国に住むことの大変さは、好きなら特に問題ない(かも)

雪かきについて

雪国に住むと「雪かきが大変」っていうのは当たり前で、たしかに大変です。特に今年はいい感じに降ってくれているので、夜除雪しても朝起きたらリセット・・・なんてのは日常茶飯事。急いでるときに足止めを食らう的なことはありますけど、ちょっと早く起きればいいだけのことですし、それほど苦になってません。

パウダー滑れる>除雪

頭の中の不等号はこんな感じですかね。お試しで住んでるからこう言えるのかもしれませんけども笑

一晩でゼロからここまで積もることも
さすがにこの日は驚いた

窓ガチガチに凍ってる問題

油断してもしなくても、基本的にフロントガラスがガッチガチに凍ってます。どちらかといえば除雪よりもこっちのほうが厄介で、エンジンが温まるまで始動できず15分くらいは余裕を見ておかないといけません。前日にダンボールとかを窓ガラスに引いておくと凍らないらしいです。(試したことはない)

賃貸物件の内装をゼロから快適に生活できるレベルまで持っていくのは大変

計画当初、1番大変だなと思っていたのが家具と生活必需品を揃えるところでした。このシェアハウスは継続が決定しているわけではなく短期で終わる可能性もあるので、そこに対して家具を買う投資をしていくのかどうかというリアルな問題がありました。ここに関しては、ある程度の初期投資はしょうがないということで、費用はメンバーで折半して、ミニマムの投資で快適な生活ができるように工夫しています。

思い出せば、12月19日の初日なんかはマジで何もない状態で、白馬の厳しい冷え込みに耐えるのが結構しんどかったです。カーテンすらないので窓にダンボールを貼ったりしていました。笑

どうやって安く家具を揃えているのかというと、ジモティー、メルカリ、Facebookコミュニティをフル活用しています。ジモティーでベッドとマットレスは手に入れました。Facebookのクローズドな売買コミュニティは近くに住んでいるのが確定しているので引き取りが楽チンでしたね。そこで譲ってもらったIKEAのテーブルはモノが良くて気に入っています。

食卓はこのテーブルでキマリ

仕事前に1本でも滑れることの幸福感

街に住んでると、スノーボードは休日のレジャーですが近くに住んでれば起床後30分以内でスキー場にいけます。9時半始業でも、8時にゴンドラに乗れれば5-6本は滑れます。少ないかもしれないですけど、平日の朝イチの快適さを覚えてしまうともう戻れない・・。雪が降ってればパウダー、降ってなければ圧雪バーン。結局、ほんとんど毎日最高なんですよねえ(^q^)

朝イチを楽しむ
幸せなコーデュロイ

我々はまだ白馬の一部しか知らない

たかが1ヶ月住んだくらいで分かることって、マジでそんなにないです。まだ上辺をなぞってるような感じ。週末だけの頃よりは深いところまで知れそうだけど、それ以上にはいけていないみたいな感覚です。これは街のこともですし、滑ってるフィールドもまだまだ一部だなって思うので、もっと自分たちが動いていく必要があるのかなと思っています。

こっからは持論です。自分の人生、住みたいところはほとんど住んだし、行ってみたいところもほとんど行きましたけど、スタイル出そうと思ったら「ここだ」と決めた拠点みたいなのは必要です。多拠点生活って響きは言いんですけど、結局どっちも上辺しか知らないみたいな感じになって、深いところまで入りきれずってなるパターンがあるなと思ってます。例えばこうやって白馬に移って、自室でリモートワークだけやってスキー場滑ってるだけじゃ場所が変わっただけでやってることは同じ。場所を変えるだけでも結構動いた感はあるんですけど、1ヶ月前と比べてなんか状況変わったかと言われればそんなに変わってないと思います。個人的にはスノー関係の仕事をしたいので、シーズンも短いですしギア上げて動いていきたいなと思います。

でもね、意識高いこと言ってますけど、自分たちが作った拠点に後輩とか自分の仲間が来てくれて、そこで過ごす時間っていうのだけでもシンプルに最高です。この時間と空間が生まれてるだけでShuffle BASE HAKUBAをやってよかったなって思ってます。マジでみんな楽しそうだし、そういうの見てるとこういうの続けたいなあーって思います。人生は楽しい。

  • この記事を書いた人

Takahiro241

年間滑走100日の横乗りLOVER。スノーボード歴15年、サーフィン歴3年、スケボー歴8年。ランニング、サッカー観戦、カメラなど趣味が多いです。

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