今回は僕が7-8年以上愛用しているBURTONのブーツについて、語っていきたいと思います。シーズン50日以上滑るヘビーユーザー目線で、各モデルの特徴やサイズ感、そしてなぜBURTONのブーツを選び続けているのかをお伝えします。
目次[表示]
BURTONのブーツを選び続ける2つの理由
1. スピードレースシステムへのこだわり
BURTONの大きな特徴の一つが、スピードレースシステムです。これは紐でもBOAでもない、BURTONならではの締め付けシステム。簡単に締められて緩められる上に、ブーツの締まり具合を細かく調整できます。
BOA搭載モデルも出していますが、あえてこのスピードレースシステムを残しているのは、ハードに滑る人からの根強い支持があるからでしょう。脱着が早く、強さも微調整できる。このシステムだけは絶対になくしてほしくないですね。
2. どのバインディングとも相性が良い
これは僕の推測ですが、BURTONのブーツは世界で最も多く出回っているブーツブランドの一つだと思います。そのため、各バインディングメーカーはBURTONのブーツに合わせて設計している可能性が高いんです。
実際、僕自身UNIONのバインディングを使っていますが、フィッティングは抜群。BURTONのブーツを選んでおけば、どのバインディングでも最低でも及第点は取れると思います。
主要モデルの特徴とレビュー
Photon
- 価格帯:6万円前後
- 硬さ:中上級者向け
- 特徴:
- Vibramソール採用
- IONより下、Rulerより上の位置づけ
- BCでも歩きやすい
- 程よい硬さで扱いやすい
- 使用感:年間10回程度の使用なら3年は余裕で使える
Ruler
- BURTONの定番モデル
- 20年以上続く人気ライン
- 特徴:
- 履いた瞬間から調子が良い
- 中級者以上でも満足できるレベル
- コスパの良さ
- エントリーモデルながら実力派
- おすすめ度:スノボを始めた人に最初に勧めたいモデル
Swath
- 価格帯:Ruler以上、Imperial以下
- 特徴:
- Imperialより少し柔らかめ
- 標準的なソール
- ステップオンモデルも展開
- 使用感:50日以上の使用だとちょっとしんどいかも
BURTONメンズスノーボードブーツリンク:https://www.burton.com/jp/ja/c/mens-snowboard-boots
サイズ選びのポイント
最近、BURTONはアジアンフィットモデルの生産を減らしているようです。そのため、サイズ選びには注意が必要です。
- アジアンフィットモデル:スニーカーと同じサイズでOK
- 通常モデル(Photon、Swathなど):スニーカーサイズ+0.5cmがおすすめ
気になる耐久性
シーズン50日以上滑る僕の場合、毎年ブーツを買い換えています。主な理由は:
- インナーの破れ(特にかかとの側面)
- フィッティングの劣化
ただし、一般的な使用頻度なら3年程度は問題なく使えます。個人的な要望としては、インナーだけを単品で販売してほしいところです。外側はまだまだ使えるのに、インナーの劣化だけで買い換えるのはもったいないですからね。
まとめ:BURTONのブーツ選びのおすすめ
- 初中級者〜中級者向け:Ruler
- コスパ最強で失敗が少ない
- 扱いやすく長く使える
- 中上級者向け:Photon
- より本格的な性能を求める人に
- BCなど様々な状況で使える
- 上級者向け:ION
- 最高峰の性能
- ハードな使用に耐える設計
7-8年以上、様々なモデルを使ってきた経験から言えるのは、BURTONのブーツは間違いない選択だということ。特にブーツ選びで悩んでいる人は、一度BURTONを試してみることをおすすめします!