3月20日は八方尾根スキー場で行われたBurton Mystery Seriesに参加。ざっくり説明すると「レベルやスタイル関係なく楽しくセッションしよう」というイベントです。八方パノラマ林間コースの地形に手を加えてあり、林間コースを流しながら10ヒットくらいできるような感じに仕上がっていました。
スノーボードコンペティションは近年、トリックの難易度が上がり、クリエイティビティやスタイルを表現しにくくなってきています。「Burton Mystery Series」は、スノーボードを心の底から楽しむ精神のもと、あらゆる年齢とスキルのライダーが参加でき、それぞれの創造性を披露しながら、コミュニティを創り出します。他のスノーボードコンテストとは一線を画した、オープンフォーマットの全く新しいグローバルスノーボードイベントです。
バートンジャパン合同会社PRより
20日は表彰ありのセッション
イベントは2日間に別れていて、初日はフリー滑走、2日目は表彰があるセッションイベントになっていました。自分は賞を狙っていたので2日目に参加しました。
コースを3セクションに区切ってジャッジセッション
トップセクション
右壁のヒップを使ったセッション。3回トライできました。雪が結構降っていた影響で板が走りにくく、高さを出すのが難しかったので前半2回はグラブで確実にスタイルを出し、3回目に回しにいく作戦を実行。結果、それがガチッとハマってノーミスでトップセクションを終えました。
ミドルセクション
バンクが2個あり、そこでスノーサーフ的な感じでいくのか、林間コースを越えるロードギャップで一発見せるかの2択でした。「もうイベントだしやるしかないでしょ」ということでロードギャップにトライ。これも成功。それが起爆剤になったのかそこからロードギャップチャレンジをするライダーがちらほら出てきて、盛り上がりました。届かないと噂されていたのを届かせたのはおれだー!笑
ボトムセクション
最後1番飛べるヒップと右壁。ここは飛べるヒップで何を見せるかの勝負感があったので迷わず伸身のバックフリップをやりました。着地ドフラットでしたけど根性で立ちまして、全セクションを一通りメイクした形で終えました。
トップセクションのベストライダー賞をもらいました
B3がバッチリ決まってよかったです。
イベントの振り返り
終始いい雰囲気のイベント
大会っぽくなく、緩すぎるイベントっぽくもなく非常にバランスが取れたイベントでした。コースは1本ですが、各セクションごとに分けて採点をしてそれぞれ表彰するという試みも良かったです。これなら入賞者の数を増やせますし、決め打ちで自分の長所が出せると思います。遊べる人ほど全体で評価して欲しい気持ちになりますが、それだと滑走時間が長くなってジャッジの採点に時間がかかるし、セクションに分けて何本も滑れるほうが満足度は高いです。さすがBURTON分かっている。
無料イベントでも豪華
これはさすがとしか言いようがないのですが、無料イベントにも関わらず入賞者にはパネルが用意されてたり結構豪華な協賛品がもらえたりしました。WINNERって書いてあるパネルもらえるの嬉しいですよねえ。ああいう細かいところに気が回っているところにBURTONの余裕とクオリティに妥協しないところがうかがえます。そういうところがいいですね、好きだ!
ぜひ来年もやってほしい
初めての試みだったイベントですが、どんな形であれ来年もやって欲しいなと思います。スロープの大会にだと大技ないとダメな気がするし、かといってジブのイベントはいかつすぎてキツイ・・みたいな人が参加して「あ、なんかこのセクションならできそう」って思える感じになってます。
そして、誰でも楽しめる配置の中にロードギャップとか難しめの配置があったり上級者のハートも掴むことを忘れません。
レベルもスタイルもバラバラな中、いろんなバランスを考えるのは難しいと思いますが、BURTONなら全ていいとこ取りで実現してくれそうな気がしてます。また来年!