いい波を求めてトリップに行きたくなるのはサーファーの性。とはいえ初めてのサーフトリップ、特に飛行機を使っての移動となるとどうやってサーフボードを持っていけばいいのか分からないもの。自分も初回はかなり試行錯誤しました。先日、2回目の種子島トリップを終えました。段々慣れてきた感じがするので、今回は「飛行機移動を考慮したサーフトリップのバッグ選び」と「梱包のコツ」を紹介します。
サーフバッグ(ハードケース)選びについて
ハードケースは少し長さに余裕があるものを
サーフバッグと一言でまとめられてますが、実際いろいろ種類があります。飛行機移動でのサーフトリップはハードケースと呼ばれる通常よりも厚みや縫合がしっかりしたケースを選んでください。
レングス(長さ)は若干余裕がある方がいいでしょう。理由は隙間にウェットやタオルを挟んで緩衝材を入れられる空間を作るためです。そのまま何も入れずにハードケースに入れるという人もいるらしいですが、個人的にはノーズとテールくらいはタオルで守りたいなと思います。空港の持ち運びですらケースを床にぶつけたりするので守っておくことに越したことはないです。到着して破損してたらテンション下がりますからね。
ハードケースは2枚入れられるものを
重量制限や持ち込み規定などの制約があったとしても、板は2枚持っていきたいなあと思います。これは好みですが個人的には波の状況合わせて臨機応変に対応したいです。去年は、フィッシュとシモンズの2本。今年はミッドレングスとフィッシュの2本を持っていきました。どちらのトリップも持っていった2本を使ったので持っていっておいてよかったなと思います。
ちなみソラシドエアやANAは20kgの制限なのですが、5泊6日のトリップでも受託制限荷物内の重量でクリアできました。ハードケースの中身は以下の内容で13-14kgぐらいだったと思います。これに着替えとか入ってるバッグをプラスして計18-19kgくらいです。
- 7.2のミッドレングス
- 5.6のフィッシュ
- ツインフィンとシングルフィン
- タッパー
- ロングジョン
- バスタオル2枚
帰りはお土産買ったりして重くなっていたので仲間の重量と合算して切り抜けました笑
サーフボードの梱包について
ハードケースといえど飛行機の輸送は破損が心配です。ガチガチにやっているほうではないのですが、やらないよりマシだろうということで紹介します。
まずはニットケースかデッキカバーに板を入れます。
フィッシュの先端にバスタオルをまいて、ミッドレングスの方はデッキにロングジョンを引いておきます。
ポケットにフィンを入れてこれで梱包完成です
事前に確認しておきたいこと
公共交通機関でのサーフボードの持ち込みについて
これでトリップに行くサーフボードの準備は完了です。あとは自分が使う交通機関にサーフボードを持ち込めるのかだけを確認しておきましょう。
例えば今回種子島へは飛行機、バス、フェリーと3つの公共交通機関を使いました。ショートボードならそこまで神経質になる必要はないのですが、7.6のケースでミッドレングスとなると2メートルを越える荷物になるので注意が必要です。
飛行機の確認
ソラシドエアは200cmを越える荷物は事前に連絡が必要です。また積載の順番が後になると、積めないと言われるリスクがあるため空港へはなるべく早く行きましょう。
でもソラシドエアはサーフトリップ推しのコンテンツを自社から出してるくらいなのでサーフボードへの理解があり、おすすめです。
バスの確認
鹿児島空港からフェリーが発着している天文館まで高速バスで移動します。この高速バスは事前に電話で聞いてみると「まあサーフボードもいけまっせー」くらいの感じでした。バスの幅の関係上、7.6のケースが限界ですね。
フェリーの確認
ロングボードは無理とのことだったので不安でしたがミッドレングスはギリギリいけました。
ソフトラックを使えば車内スペースに余裕が生まれる
移動はサーフボードキャリアも活用しよう
必ずしも大きいレンタカーを借りれるとは限らない。そんな時に活躍するのがサーフボードキャリアです。ソフトラックは軽いので手荷物で持っていくことが余裕でできますよ。今回はじめて使いましたがかなり便利でした。
車内にラックベルトを使えば4人で板7本持っていっても大丈夫でした。
来年は海外トリップに行けたらいいな〜と思っています。その時は海外サーフトリップ編でまた記事を作りたいと思います。それでは!
追記:2023年11月18日、有言実行でバリにサーフィンに行けました!梱包方法は変わりません!笑