今年は、白馬にShuffle BASE HAKUBAと題してシェアハウスを作りました。新型コロナウイルスの影響で出社しなくても仕事が出来るようになり「都内で会社員を続けつつ白馬に住むことは無理ではない」と秋頃に思い始め、そこから急ピッチで準備。見切り発車感もありましたが、「とりあえずやってみたかったことをやる」というスタンスでスタートしています。
コアメンバーは自分が10年前に大学で作ったスノーボードサークルShuffleの卒業生4人です。今回のメンバーは卒業後もスノーボードをライフスタイルに取り入れて滑り続けている熱い男たちで、今回のプロジェクトでも率先して動いてくれました。自分が、このシェアハウスプロジェクトをやりたいと思った理由を今回は書いていきたいと思います。
1.卒業生が気兼ねなく集まれる拠点を雪山の近くに
大学生の時にスノーボードサークルShuffleを作って、今年で創設から10年。卒業生や関わってくれた人たちを全員カウントすると1,000人クラスの人間が関わってきたと思います。しかし、Shuffleは大学生のためのサークルなので、卒業すると属さず、それぞれが何をやっているかはSNSで見かける程度になりました。4年ほど前からOB合宿を企画して年に1回-2回集まれる場を設けてきましたが、自分的にはそれだけではちょっと物足りない。
「雪山の近くに自分たちの拠点みたいな場所があったら最高なのに」
このセリフは昔からよく出ていました。でも現実問題、学校も仕事もあるしずっと雪山には居られない。かといって移住するのは難しい。冬だけの契約でOKをしてくれるところも少ないということで、真剣に考えることなく年月が経ちました。このまま無理かなあと思っていたところ、コロナウイルスで世の中の状況が一変。Shuffleの卒業生たちが働く会社でもリモートワークが当たり前になりました。今の自分達の生活を大きく変えず、雪山の近くに身を移せる。このチャンスにトライしないのはもったいないと思い、卒業生たちに声をかけました。
滑り終わった後、「今日、マジで最高の1日やったなー」っていうのを共有できる場が雪山の近くにあるって素敵なことだと思うし、幸せなことだと思います。
2.気軽に素泊まれて立ち寄れる拠点を雪山近くに用意したい
長時間移動の後は足を伸ばして寝たい。車泊であっても洗濯もしたくなるし、風呂も入りたくなる。ちゃんとしたWi-Fi環境がある場所で仕事をしないといけない場合もある。そういうこと結構あると思います。そんな時に気軽に相談できて素泊まれてドライブインできる家があったら便利なはず。そういうスポット利用で立ち寄ってくれて全然OKです。自分がスキー場通いだとしたら、利用したいと思うような感じにしていきます。
3.現役生と卒業生が気軽に結びつく場を作りたい
このシェアハウスは卒業生だけじゃなく大学生にも使ってもらいたいと思っています。理由は2つ。
1.上手い人と滑ってスノーボードがうまくなってほしい
滑り続けてる卒業生は上手いです。サークルのレベルで満足していない人も結構居るはずなので、もっと貪欲にレベルアップしたい層の受け皿としてOBを使って欲しいと思っています。
2.スノーボードだけじゃなく気軽に人生相談できる場を
大学生って就活とかあって色々考えたり、意見を聞きたい時期だと思います。単純にゼミの先輩とか身の回りの人を参考にするのもいいと思いますが、同じ団体の卒業生でスノーボード続けてる人の意見も参考になるんじゃないかと思います。海外で働いている人も、フリーランスの人も、自分で事業を起こしている人もいますし。めっちゃお節介な感じもしますが、スノーボードのついでに、そういう話もしながらビールでも飲めたら最高なんじゃないかなと思ってます。自分たちも大学生からいろいろ学びがありそうです。
4.自分たちでライフスタイルを作ることを発信
生き方が多様化する中で、自分たちでやりたい生活を選択して作っていくことの魅力みたいなものを発信できたらなと思います。それが誰かの人生やライフスタイルを考えるキッカケになれば嬉しいです。
みなさん白馬に気軽に遊びに来てくださいねー!