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【イベントレポート】ダイナランドで「Dyna Slope style」が開催!総勢107人がエントリーし、それぞれのスタイルを披露

1月23日(日)、ダイナランドで初のセッションイベント「Dyna Slope style」が開催。約40社からの豪華協賛品の提供もあり、12月のエントリー開始時には、約1日で定員に達するほどの注目度と人気ぶりでした。「大会ではなくセッションイベント」というコンセプト通り、やったことがない技に挑戦したり、日頃練習した技を披露するなどそれぞれのスタイルでイベントを楽しみました。

感染症対策を施した開会式

開会式は密にならないように参加者と距離を置いた形で行われ、インスタライブでの配信を行いました。

MCみせりが大会を盛り上げる
主催のスノースクートライダー小栗
ダイナランドの支配人も登場
開会式の模様はインスタライブで配信された

特設アイテムは易しめだがライン次第でクリエイティブに

セッションイベントにふさわしく、幅広いレベルに楽しんでもらるようにパーク初心者でも入りやすいアイテムがチョイスされました。配置の距離感が絶妙で、フラットダウンボックスのリップからレールに当て込むといったラインを選ぶこともでき、独創性という部分でライダーも技術を試されました。

レベルの高さを感じたキッズクラス

イベントはキッズクラスからスタート。それぞれ「日頃から練習してきた技を本番で出せるか」「まずはイベントの雰囲気に慣れよう」といった目標があり、楽しい雰囲気の中でも集中している姿が印象的でした。また5mキッカーでは360や540も飛び出し、レベルの高さに驚きました。

それぞれのランを見守る
参加者インタビュー:板垣さん親子

板垣さん:息子が去年から本格的にスキーをはじめて、パークも入り始めました。息子の成長が著しくて、思い出作りのためにこのイベントに参加しました。こういうイベントっておもしろいよっていうのと、スキーが楽しいと感じてくれたらいいなと思っています。ダイナランドにもよく来ています。

「楽しかった」と答えてくれたひでとくんと板垣さん(自身も出場)

男女ともに白熱したオープンクラス

女子オープンクラス

19人のエントリーがあった女子クラス。男子と比べて少ない人数でしたが、スノースクート、スキー、スノーボードの3つのカテゴリからエントリーがありました。全体的にレベルが高く、個人的にはフロントテールの乗れ具合が印象的でした。

メイクしたいトリックをイメージする順番待ち
スタイルの入ったフロントテール
参加者インタビュー:あゆみさん

あゆみさん:元々ジャンプを主にやっていてジブが苦手でした。ジブ嫌いを克服して今日のために練習をしてきました。夏はスノーヴァ羽島に通って練習していましたが、全然上手くならなかったので2-3週間前からダイナランドのナイターでハイクアップしてかなり練習しました。今日はその技を出せて、非常に満足しています。ダイナランドにはよく来るので来年も参加したいですね。

自分の力を出せたと語るあゆみさん

男子オープンクラス

68人のエントリーがあった男子オープンクラス。「大会ではなくセッション」というコンセプト通り、回転数を追いかけるよりも、人と違うラインを選んだり、ワンフットに挑戦する人などオリジナリティにこだわる人が多く見られました。また、メイクした時は知り合い関係なく、拍手が聞こえてきて非常に良い雰囲気でした。

参加者インタビュー:ゆうすけさん

ゆうすけさん:愛知県に住んでいて、ダイナランドにはよく来ているのでこういうイベントがあるのは嬉しいです。ウォータージャンプでオフトレをしていて、練習してきたことをやろうと思ってたんですけど今日は全然でした。スーパーマンやテールウィップとか湧かせる技を来年は出したいですね。スキーとスノーボードのスタイルからも刺激を受けたので、取り入れられそうな技は取り入れたいです。

インタビューに答えてくれたゆうすけさん(画像左)とスクート仲間の方々
参加者インタビュー:けいたろうさん

けいたろうさん:今日は神戸から来ました。普段はハチ高原で滑っているんですけど、ダイナランド楽しいですね。イベントはめちゃくちゃ刺激を受けました。神戸キングスに通って練習していたコーク5を立てなかったのが悔しかったです。それをやりにきてたんで!来年もぜひ出場したいです。

インタビューに答えてくれた、けいたろうさん(画像左)とよしかつくん

オープンクラスの様子を写真で振り返る

盛り上がりを見せたジャムセッションと表彰式

ジャムセッション

1人2本の滑走を終えた後はジャムセッションを開催。夕方にかけて雪が強くなる中、世代もレベルも越えて全員が最後までプッシュし続けました。

特設のポーリーで見せる(photo Daisuke Shibayama)
レベルの高い技も多く飛び出した(photo Daisuke Shibayama)
ライダーもMCに加わり盛り上げる(photo Daisuke Shibayama)

表彰式

ジャムセッションで盛り上がっている熱気を冷ますことなく、そのままの流れで表彰式を行いました。今回のイベントのコンセプトである「大会ではなくセッションイベント」の通り、技の難易度や回転数で優劣をつけず、「楽しんでいた」「独創的だった」「チャレンジしていた」というような基準でライダーごとに表彰を行いました。選ばれた方々のマスク越しでも分かる笑顔が印象的でした。

ライダー賞は各ライダーが選んだ人に配られた(photo Daisuke Shibayama)

次回は2023年1月22日(日)か29日(日)に開催

100名を超える方に参加いただき大好評だった今大会。来年の開催も既に決定しています。「大会ではなくセッションイベント」というコンセプトは継続するそうです。

そろそろ冬も折り返し地点。残りのシーズンで習得したトリックや次のオフシーズンで練習したことを来年のダイナスロープで披露していただけるのを私も楽しみにしています!

  • この記事を書いた人

Takahiro241

年間滑走100日の横乗りLOVER。スノーボード歴15年、サーフィン歴3年、スケボー歴8年。ランニング、サッカー観戦、カメラなど趣味が多いです。

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