スノーボード

スノーバンクを真面目に攻略してみようと思ったので、感情を封印することにした

2021年11月3日

スノーバンク(ジブの大会)に出るので、時間があれば湘南ブラッシュに行く生活をしています。しかし、逆に行きすぎて煮詰まってきました。限りある時間での練習をどうやって結果に結びつけるか。。。ただ闇雲にレールに技をぶつけてもあまり意味がないと思っています。ちなみに目標は2日目に残ることです(つまり5番以内くらい)。

過去2大会出場して決勝に残った経験を踏まえて、どういう考えで練習すれば最大のリターンを得られるかを考えたいと思います。スノーバンクの本番まであと10日なので現実的にブラッシュに行けるのが残り5回くらいですね、残された時間を241はどう使うのでしょうか。

1.レールを前にした時の自分の感情を思い出せ

表題の通り、まずはレールの前に立ったときの自分の感情を思い出してください。この感情を軸にトリックリストをグルーピングしてみましょう。ちなみに僕のグルーピングはこんな感じです。

手持ちトリックを感情で分けた

リストアップしてみると、自信持ってメイクできそうなのって実は3つくらいしかなかったです。「まあできると思う」っていうのは7割くらいなイメージかな。あくまで僕の分け方なので、すべての人に当てはまるわけではないですがジブやってる人なら、なんとなく脳内的はこんなイメージになってるんじゃないでしょうか?

「やりたいけど一発やと分からん」グループのトリックを練習しがち

これも感覚論なんですけど、オフトレ施設行ったらみんな「やりたいけど一発やと分からん」っていう感情の分類のトリックを重点的に練習するんじゃないかと思います。まあそりゃそうですよね、メイクできるか分からんからメイクできるように練習するんや、ってことです。オフトレでの向き合い方としては正しい感情ですが、「目の前に大会があってその調整」という風に考えると効率がいい時間の使い方ではないと思います。

2.本番で使えるのは「まあできると思う」ラインまで

出た人なら分かると思うんですけど、普段余裕で出来ててもなんか本番では上手くいかないんですよねえ。で、そういう時に限って頭にちらつくのが「やりたいけど一発やと分からん」「ワンチャンメイク」のトリック達です。「メイクさえできれば一発逆転・・・」みたいな感情になるんですけど、本番でまず出せないです。いやたまに出るけどさ笑。

じゃあどうすればいいか。感情を封印して合理的かつ統計的に自分が高確率でメイクできるトリックにしぼるべきだと思っています。黄色で印を付けたトリックにしぼりたいと思います。

感情で分けたときに本番で出せるであろうトリック

スノーバンクって多くて6トライくらいしか出来ないから実は技数はそんなに要らないんですよね。もちろん、その1発1発の難易度が高ければ優勝します(している)。ただ自分の実力は自分がよく分かっているので、「よくて2日目に残れるか残れないかのボーダーライン」くらいだと思っています。つまり、周りを気にせず自分ができる最大限のことをやってあとはジャッジとギャラリーがどう見るか、それだけなのです。目の前にいるやべえやつには、その場ではなれないのだから!

まあこんだけ戦略的に考えてもね、会場の空気を力に変えて普段できないことができるタイプの人がいるわけですよ。それが自分だったら最高ですけど、空気に飲まれたときのためにも、一度自分の感情でトリックを分類しておいたほうがいいですよ。

3.つまりここからの練習は・・・?

じゃあ、残り10日になった今どういう練習をするのがいいのでしょうか。

答えは、苦手は無視して得意を伸ばす、つまり「得意」カテゴリに「まあできると思う」トリックを移行できるように自信を付けるが正解だと思います。

「やりたいけど一発やと分からん」と「ワンチャンメイク」のトリック一旦は忘れましょう。僕はこの記事を書きながらトリックの棚卸しができました。明日からは黄色のトリックを重点的に練習して、どうしてもやりたい技だけ深追いせずに調整します。そもそも判定厳しすぎて、もうちょい自信持つべきな気がしなくもないが笑

以上、スノーバンクの練習に関するニッチな考察でした。

  • この記事を書いた人

Takahiro241

年間滑走100日の横乗りLOVER。スノーボード歴15年、サーフィン歴3年、スケボー歴8年。ランニング、サッカー観戦、カメラなど趣味が多いです。

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