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どんな分野でも好きすぎる人のコミュニティが存在していて秩序を守っていたりする

伊丹空港に着陸する飛行機を間近で見れる場所に行った話。

めっちゃ端的に言うと、びっくりするくらい離着陸する飛行機に近づけるパブリックな場所があって、行ってみたら、マジで飛行機好きな人たちがそのスポットの秩序を守ってて無償でエンタメ的な要素も提供してくれるっていう話。もう少し具体的にいうと、飛行機マニア(?)の人らが何人かいて、次飛んでくる飛行機のプロフィールをアナウンスしてくれるのよ。「伊丹-羽田、8:00着陸、ボーイング767、中型機のため被り物にお気をつけください」みたいな。しかも次に来る大型機の時間とかも教えてくれる。めちゃくちゃ情報量が多くて、初見で飛行機のことをよく知らなくても、なんか楽しめるようになっててマジでびっくりした。

すごく近くで見れる

マジでなんか公式の人っぽいベスト着てて、てっきり伊丹空港公認の公式の人かと思ったら全然違うくて、ただ趣味でベスト着てそれっぽくやってるわけ。非公式の公式の人・・非公認公式アンバサダーみたいな人たち。片手に飛行機のやり取り聞こえる無線機もってるし、なんかタブレットでフライトスケジュールみたいなの表示されてるし・・。誰がどう見ても公式なんだよな笑 というか話しかけるまでマジで公式の人だと思っていた。

話しかけてみたら、1聞くと10くらい教えてくれる。マジですごい知識量だ。伊丹空港の滑走路の長さは3kmらしい。

で、驚いたのがそこって観光スポットとして有名だからビジターがめっちゃ来るんだけど、みんなよくわからないからフラッシュを焚いて撮影しちゃうわけ。でも飛行機からするとそれっていろいろ紛らわしかったりするみたいで、その非公認の公式の人が「フラッシュはおやめくださ〜い」みたいな感じで毎回アナウンスしていた。余計なお世話な気もするが、よくよく考えてみるとそうやってルールというか飛行機からしたら迷惑になりかねない行為をちゃんと抑制してくれているおかげで、そのスポットが空港から目をつけられずに存続している可能性がある。つまりは、その非公認の公式の人たちが秩序を守っているのである。これはサーフィンでいうと、ローカルスポットを守るローカルみたいなもんで、それも非公認の公式の人たち、みたいなもんだから似たような感じだ。

というわけで、どんな分野にも好きすぎる人たちのコミュニティってのはあって、その人たちの下支えが業界発展(?)に一役買っているというのを目の当たりにした。好きのパワーってすげえなあとあらためておもった。

ちなみにこのライブ配信も飛行機好きのローカルの人が、テレビ取材(?)くらいの機材編成で撮影していた。話を聞いてみたら週に1回くらいしか来れないのが惜しいらしい。ほんとは毎日でも通いたいとのこと。強い。

  • この記事を書いた人

Takahiro241

年間滑走100日の横乗りLOVER。スノーボード歴15年、サーフィン歴3年、スケボー歴8年。ランニング、サッカー観戦、カメラなど趣味が多いです。

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