毎年この時期になると発売される、DIGGIN MAGAZINEのブランドブック。フリーランから出てるブランドブックとはまた違った独自の切り口で今季のギアを紹介している。昨年の『MID LENGTH SNOWBOARD』の切り口はサーファーとしてはホクホクする内容だった。今年は『BOTTOM DESIGN』ということでスノーボードのボトムデザインを切り口にモデルの紹介がされている。
読んでてやはり気になるのは、国産のスタイルボードたち。GENTEMSTICKはもはやメジャーという立ち位置だと思うが、FIELD EARTH、ISLAND SNOWABORDS、OFSRのような特定のエリアから始まっているブランドが多数掲載されていて、見ていておもしろい。しかも日本の山に魅せられて移住した外国人が作ったりしているというのもかっこいい。スノーボードブランドのことを知っているつもりだったけど、知らないブランドが載っていたり、新しく始まってたりしている。まだまだ知らないことは多い。そして編集部のブランドの言語化能力がめちゃくちゃ高い。ここまでは書けないな〜と思わされる。
フリーランのカタログはなんでも載ってる広辞苑みたいな感じで、DIGGINのカタログは特定の分野に詳しい辞書みたいな感じかな。全然2冊持ってても内容が被らなくておもしろいと思う。ぜひ冬の準備のお供に。