長年スノーボードをやってても毎年この時期はどことなく寂しさを感じる。
世間一般の人には「まだスノーボードやってんの?」と言われる時期でもあるが本ブログの読者諸君にとってはGWはまだまだシーズン中という感覚だろう。まだ滑れるという雰囲気もありつつ、スキー場近くに篭もったりしている人たちにとっては下山の時期でもあり、言い換えると別れの季節でもある。
そんなこんなで我々がこの冬に作ったShuffle base hakubaも一旦解体ということになりGWは片付けに忙しい。
「雪山の近くにみんなが集まれる拠点を作ろう」
そんなテーマで昨年10月頃に動き出したプロジェクトがちゃんと形になったのは、優秀な後輩たちがいてくれたことが大きかった。
なにもない2LDKの部屋を自分たちで住みやすいようにDIYしていく過程はまさに基地を作る感覚で毎日楽しかった。そして、週末になれば全国各地から仲間が泊まりに来る。歳が1回り離れたShuffleの現役大学生たちも何度も来てくれた。彼らのフレッシュさから受ける刺激は大きく、スノーボードを始めた頃の気持ちを思い出させてくれた。
そんな風に色んな世代が交わるハブとしてShuffle base hakubaが機能していたのは思い描いていた理想的な形だったと思う。
最後の1ヶ月は、自分は大怪我をしてしまって滑ることができなかったけど、シェアハウスだったおかげで1人にならずに済んでメンタル的にはすごく助かった。そういった面でも仲間たちに感謝したいなあと思う。
「リモーワーカーが集まって雪山の近くに拠点を作って半年生活する」ということにトライしたのは社会的意義があることだと思う。スノーボーダーなら誰もが一度は思い描く理想的な生活を実現させたわけだから、その結果だったり過程をちゃんと発信したいし、作りたい生活は自分たちの手で作っちゃえばいいということを伝えたい。
そのアウトプット先がこのブログだったり撮影しているムービーだったりする。それに関してはまだまだ不完全だし、やらないといけないことがある。
思ってた以上の大怪我で前向きになれなかった時間も結構あったけど、やれることはちゃんとやって今年の白馬生活を終えよう。(決意表明てきな)