早いもので2025年も半分が経過したようです。毎年、毎年時の流れの速さに恐れおののいていると共に、自分のライフステージが変化していないことにもなんとなく危機感を覚えるような心情です。人と比べるようなものではないので、気にすることはないのですが、さすがに周りや後輩を見てると気にするなという方が難しいですね笑
さて、そんなこんなで地元の滋賀県に昨年の11月から戻ってきています(冬は白馬にいましたが)。やっぱり海の恋しさは常に感じています。そろそろ感じなくなってもいいと思うんですが、山の恋しさよりも海の恋しさの方がなんとなく心にあります。やっぱりサーフィンのライフスタイルの一部感は他の横乗りとは一線を画すると思いますし、アイデンティティみたいなものに近いんだと思います。とはいえ、別に滋賀県も捨てたものではなく、琵琶湖沿いはキレイだし、都会と田舎のバランスがうまくとれた街です。ただなんとなく物足りなさは感じていて、その物足りなさを解消するには自分から動いていかないといけないんだと思います。ただいるだけではちょっとキツイです。
じゃあ何を動くんだってことなんですけど、やっぱり地元に横乗りの拠点を作るっていうのがこのオフのテーマです。
以下、最近大津市の補助金に申請しようとして作った創業の動機です。YouTubeでも追い追いテーマとして語りたいと思います。そんなこんなで、まずは頭出しっていうことでここに記しておきます。
事業のタイトル
滋賀発・初心者支援型スノーボード中古用品販売と情報発信を通じた地域拠点整備事業
創業の動機
私がこの事業を立ち上げようと決めたのは、20年近く関わってきたスノーボードを中心とする横乗り系スポーツ文化が、今、大きな岐路に立っていると感じたからです。横乗りとは、スノーボード、スケートボード、サーフィンなど、“横向きに乗るスタイル”のスポーツ全般を指す言葉です。これらはただのスポーツではなく、自然との関わりや自己表現、人とのつながりといった人生の豊かさに深く関わる文化的な営みです。業界で活動していく中で感じたのは、新たに始める人が少なく、用具の価格や技術のハードル、移動手段の確保などが障壁となり、楽しさを知る前に離脱してしまう人が多いことです。私自身、学生時代からスノーボードサークルを立ち上げ、200人以上の人にこの文化の楽しさを伝えてきた原体験があります。多くの卒業生が今も続けている姿を見て、人生を変えるほどの力がこのカルチャーにあると実感しています。大津市には人気のスキー場があるにも関わらず、スノーボード専門ショップが存在していません。地域に根ざした拠点がないことで、初めての人が道具を揃えたり、情報を得たりすることが難しくなっている現状があります。だからこそ、地元からこの文化を広め、盛り上げていきたいと強く思うようになりました。この事業を通じて、地方にいながら自分の好きなことに挑戦し、誰かの人生を少し豊かにできるような仕事を実現したい。そうした思いから「Vesty」の立ち上げを決意しました。
これをやらないと地元にいる意味がないので、使命感もってやらねばと思っています。