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スノーシュー2個持ちの結論。VERTS(バーツ)とAtlas UPLAND(アトラス アップランド)はどう使い分けていますか?

スノーシュー2個持ちの結論。VERTSとAtlas Uplandはどう使い分けていますか?

今回はスノーシューについてお話しします。テーマは「VERTS(バーツ)と、Atlas Upland(アトラスのアップランド)。どう使い分けるか」です。スノーシューを2個持っている人は、たぶんそこまで多くないと思います。自分も最初から2個持つつもりだったわけではないのですが、実際に使い込んでみると「場面によって明確に向き不向きがあるな」と感じるようになりました。この記事では、どっちが優れているかという話ではなく、どんな状況でどっちを選ぶのか、という使い分けの視点でまとめます。

※この記事は動画の内容(文字起こし)をもとに再構成しています。

今回比較する2モデル:VERTSとAtlas Upland

まず、去年「Atlas Uplandを紹介しました。Atlas Uplandはモンベルでも取り扱いがあり、去年までは比較的入手しやすいモデルでした。ただ最近は入手が少し難しくなってきている印象があります。その上で、いわゆるこのタイプの“元祖”的なポジションとして、VERTSもよく使われています。入手しづらかった時期もありましたが、使用者はかなり多い印象です。

自分自身、両方それなりに使ったので「結局どっちを、どんな時に使うのか」を話していきます。

結論:軽さ・携帯性はAtlas、信頼性はVERTSです

結論から言うと、こんな感じです。

  • 軽さ・コンパクトさ・携帯性はAtlas Upland
  • 信頼性(不確実な状況への強さ)はVERTS

ここから理由を具体的に書きます。

Atlas Uplandを選ぶ理由:軽い・小さい・携帯しやすい

とにかく軽いです

まず軽いのはAtlas Uplandです。体感でも明確に違います。バックカントリーでは、スノーシュー自体の性能だけでなく「持ち運びのストレス」も地味に効いてきます。

畳めてコンパクトになります

Atlas Uplandはバンドも付いているのでまとめやすいです。

バックパックに入れる/外付けする、どちらにしてもサイズが小さいのは正義です。自分の感覚だと、軽さと携帯性はVERTSよりAtlasが上回ります。

VERTSを選ぶ理由:山の状況が読めない時ほど安心です

次に信頼性です。信頼できるのはVERTSだと思っています。ここで言う「信頼性」は、コンディションが読めない状況に対して強いかどうか、という意味です。

硬い場所・凍っている場所があるかもしれない時に強いです

山の上の状況が不明瞭で、「もしかしたら凍っていて硬い場所があるかもしれない」という日があります。そういう“いろんな状況に対応しなければいけない可能性がある日”ほど、VERTSを選びます。

材質の頑丈さ(堅牢さ)に差を感じます

どちらも樹脂系で堅牢ではあるのですが、触った感じとしてはVERTSの方が明らかに硬さや厚みがあります氷を削るような場面があるかもしれないと考えると、この堅牢さは安心材料になります。ただ、氷のコンディションとかに一番いいのはMSRのライトニングアッセントだと思いますので、あくまでVERTSで行けそうな場所でお願いします。アイゼンも携帯しておくと安心です。

爪の数とグリップ感が違います

裏面を見ると分かるのですが、Atlas Uplandは爪が弱めです。VERTSの方が爪の数が多く、しんどい斜面ほどグリップしてくれます。「今日はちょっとしんどそうだな」という時ほど、VERTSの方が頼れます。

ストラップ周りもVERTSの方が安心感があります

ストラップ部分も、材質的にVERTSの方が頑丈に感じます。細かい部分ですが、こういう積み重ねが「信頼できる」という感覚につながっています。

実際どっちの出番が多い?

実際のところ、自分はVERTSの出番が多いです。体感としては、5回山に行ったら3〜4回はVERTSを選んでいます。理由はシンプルで、汎用性が高いからです。基本的に1足で何とかしたいなら、VERTSの方が安心だと思います。

Atlas Uplandを選ぶのはどんな日?

逆にAtlas Uplandを選ぶのは、状況が読みやすい日です。

  • 前日にしっかり雪が降って、間違いなくパウダーの日
  • 道中もパウダーで、そこまでハードではない見込みの日
  • 里山や森林帯が多く、急斜面やアイスバーンが少なそうな山

こういう日は「こっちで十分だろう」という判断になります。山の難易度やコンディションに応じて選ぶのがベストだと思います。

2足持ちできないなら、どっちが無難ですか?

正直、ほとんどの人は2足持ちではないと思います。

その前提で「1足だけ選ぶなら?」という話をするなら、汎用性が高いのはVERTSです。信頼感が明らかにあります。コンディションが読めない日でも対応しやすいので、失敗しにくい選択だと思います。

補足:もっとアイスに強いスノーシューもあります

ちなみに自分は、この2タイプとは別にMSR Lightning Ascentというモデルも持っています。これは金属も使いつつ、氷の斜面に強いタイプです。ただそのぶん重いです。軽さだけで言えば、今回のような樹脂タイプの方が軍配が上がります。その中で「どんな場面にも対応できる」という意味では、やはりVERTSが強いと思っています。

まとめ:行く山とコンディションで決めるのが一番です

VERTSとAtlas Uplandは、優劣というより“使い分け”のギアだと思っています。

  • 軽さ・携帯性重視ならAtlas Upland
  • 不確実な状況への強さ、汎用性ならVERTS

行く山やその日の状況を想像しながら選ぶのがベストです。ギア選びの参考になればうれしいです。

  • この記事を書いた人

Takahiro241

年間滑走100日の横乗りLOVER。スノーボード歴15年、サーフィン歴3年、スケボー歴8年。ランニング、サッカー観戦、カメラなど趣味が多いです。

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