2026年、冬のオリンピックがイタリアで開催される。大会名は ミラノ・コルティナ冬季オリンピック2026。自分は、わりと昔から冬季オリンピックを楽しみにしている側だ。競技すべてを追いかけるわけじゃないけど、開催が近づいてくると、やっぱり楽しみだ。
ただ正直に言うと、今回のミラノ・コルティナ五輪については、世間的な認知度はまだそこまで高くない気がしている。
「そもそもミラノって雪降るの?」「スノーボードとイタリアって、あんまり結びつかねえな」
そう思われている感じも、なんとなく伝わってくる。でも、だからこそ。スノーボードの視点で見ると、この五輪はちゃんと面白くなりそうだし、もう少し知られてもいい大会だと思っている。

ミラノ五輪は「都市×山岳」の分散開催
まず押さえておきたいのは、この五輪が一都市集中型ではないという点。
- 開会式:ミラノ
- アルペン・山岳競技:ドロミテ周辺
- スノーボード競技:リヴィーニョ(Livigno)
都市と、ちゃんとした雪山を行き来する分散型開催だ。
この構成は、「都市型イベント」と「山岳カルチャー」を無理に切り離さずに並べている感じがあって、個人的には好印象。
いかにもヨーロッパらしいというか、変に五輪用に作り込みすぎていないところがいい(多分笑)。キッカーは特設の足場作ってるみたいね。
スノーボード会場・リヴィーニョという場所
スノーボード競技の舞台となるのが、イタリア北部アルプスに位置する リヴィーニョ。
ここについては、少し個人的な話になる。自分は、今から10年くらい前に一度リヴィーニョを訪れたことがある。
正直、当時の記憶は鮮明で「パークがめちゃくちゃ良かった」という印象が、はっきり残っている。
サイズ感、レイアウト、雰囲気。大会用というより、「滑るために作られているパーク」だった。

だから今回、そのリヴィーニョが五輪のスノーボード会場になると知って、単純にうれしかった。五輪のために急ごしらえされた場所ではなく、もともとスノーボードが根付いている山でやるのは素晴らしい。

2026年冬季五輪の開催スケジュール
大会期間は、2026年2月6日から2月22日まで。スノーボード競技は、大会前半から中盤にかけて行われる。ビッグエア、スロープスタイル、ハーフパイプ。男女それぞれの競技が、並行して進んでいく。
時期的には、ワールドカップシーズンのピーク直後。
- 五輪にすべてを合わせてきたライダー
- 4年間通して結果を積み上げてきたライダー
その違いが、滑りやメンタルにどう影響するのか。このあたりに注目してもおもしろいかも。
日本時間|ミラノ・コルティナ冬季五輪 スノーボード競技スケジュール(予定)
■ ビッグエア
- 男子予選:2月6日(金)3:30
- 男子決勝:2月8日(日)3:30
- 女子予選:2月9日(月)3:30
- 女子決勝:2月10日(火)3:30
■ パラレル大回転(PGS)
- 男女予選:2月8日(日)17:00
- 男女決勝:2月8日(日)21:00
■ ハーフパイプ
- 女子予選:2月11日(水)18:30
- 女子決勝:2月13日(金)3:30
- 男子予選:2月12日(木)3:30
- 男子決勝:2月14日(土)3:30
■ スロープスタイル
- 女子予選:2月16日(月)18:30
- 女子決勝:2月17日(火)21:00
- 男子予選:2月16日(月)22:00
- 男子決勝:2月18日(水)20:30
■ スノーボードクロス
- 男子予選:2月12日(木)18:00
- 男子決勝:2月12日(木)21:45
- 女子予選:2月13日(金)18:00
- 女子決勝:2月13日(金)22:46
- 混合チーム:2月15日(日)22:40
※正式発表後、スケジュールは変更される可能性があります。
参考:https://x.com/newsnowmedia23/status/2017056483985543235/photo/1
なぜミラノ五輪はスノーボード的に面白そうなのか
- スノーボード競技が完全に主流競技になった感のある五輪
- ビッグエアを含めた、完成形に近い競技構成(次回はフリーライドも足すとかいう話があるが)
競技とカルチャーの距離が、かなり縮まったように思う。なんだかんだ五輪に興味なさそうなライダーでもちゃんと表舞台に出てきてるし、4年に1回しか見ない人らを見れるのもおもしろい。ルイビトーさんとかね。カルチャーうんぬんより、なんだかんだ各国代表のガチバトルが見れるんだから楽しむしかないでしょというスタンスだ。
その状況で、リヴィーニョという場所で、どんな滑りが評価されるのか。勝ち負け以上に、そこを楽しみにしている。
